くじゅう花公園

360度の花畑に囲まれて花が持つ癒やしの力を実感

春から秋にかけて約500種300万本の花が咲く。事前に開花情報を調べてから訪れたい。

心が癒やされる風景を思い描く時、ある人は「青い海と白い砂浜」を、ある人は「広々した草原」を、またある人は「木漏れ日が溢れる森」の風景をイメージするかも知れません。
ここを訪れると、色とりどりの花々に素晴らしいヒーリング（癒やし）の力があることを再認識するでしょう。

九州の真ん中、阿蘇くじゅう国立公園の一角にあるこの公園は1993年、まさに花によって多くの人に感動と安らぎを与えるために造られました。

国立公園内の土地とはいえ、管理は行き届かず荒れ果てていた約20万k㎡の敷地を整備して花を植えましたが、オープン前は地元の人の中にも「花を植えただけで客が集まる訳がない」と思っていた人が少なからずいたようです。

でも見渡す限りの花畑と、それに感動する人を見て、花の持つパワーを実感したことでしょう。

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