大浦の棚田

美しく広がる棚田の向こうに漁船が行き交う日本の原風景

眼下に見える伊万里湾の海の美しさも、素晴らしい棚田の原風景を引き立てる。

伊万里湾に浮かぶ島々を背景に、足下から海岸近くまで続く棚田の風景が見られるのは佐賀県唐津市の大浦地区です。
棚田のことを「千枚田」と呼ぶことがありますが、ここの棚田は1060枚あるそうで、まさに千枚田。その風景の美しさから「日本の棚田百選」にも選ばれている景勝地です。

狭くて起伏に富んだ日本で、主食となる米を作るために考えられた棚田。土地の有効利用という点では素晴らしいものですが、平地の水田と比べると、その維持管理ははるかに大変でしょう。

その苦労のおかげで、米の生産だけでなく、私たちは日本らしい美しい風景も目にすることができるのです。

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