大谷資料館

荘厳な神殿を思わせる巨大な地下空間
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内部はヒンヤリとしており、非常に天井が高く、宗教施設のような雰囲気。江戸時代の中期から本格的に採掘が開始され、昭和35(1960)年頃まで手堀が行われていた。

栃木県宇都宮市は、建材として人気の大谷石の産地として長い歴史があります。
本格的な採掘が始まってから膨大な量の石が地中から切り出されてきましたが、その採掘場の跡地は、地下の巨大な空間になっています。

深さ30m、広さ2万㎡という広大な地下空間。
抑えたライトの光に浮かび上がる壁や天井は整然として美しく、採掘場というよりは、建造物のよう。地下に眠る古代神殿だといわれても、信じてしまいそうな雰囲気です。

この場所は太平洋戦争中に軍需工場として、また一年を通じて温度が変わらない天然の貯蔵庫として利用されました。現在はコンサートやドラマ、映画のロケ地として使われています。

所在地アクセス問い合わせ先
栃木県宇都宮市大谷町・JR宇都宮駅から約30分、または東武鉄道東武R宇都宮駅から約20分。それぞれ関東バスに乗車、資料館入口停留所下車。そこから徒歩約10分。大谷資料館

TEL 028-652-1232

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