天王八幡神社の蛍
森の中を舞う無数の淡い光。天然記念物のホタルの里。
写真では明るく見えるが、実際は隣に立っている人の姿さえも全く見えない真暗闇です。
夜の帳が降りて辺りがすっかり暗くなると、ようやく小さな光の明滅が見えてくるようになります。毎年7月上旬、岡山県の西北部、中国山地の山間にある天王八幡神社周辺の森でヒメボタル(金ボタル)が一斉に羽化します。
そして7月10日の前後10日間ほど、ここで光の乱舞を見ることができます。
よく知られているゲンジボタルやヘイケボタルと異なり、岡山県の天然記念物に指定されているヒメボタルは陸生のホタル。水辺でなく森の中で生涯を過ごします。
飛ぶことができるのはオスだけ。メスは地面で淡い光を放ってオスを誘います。
成虫でいられるのは、わずか10日間ほど。その間にパートナーを見つけ子孫を残すために、オス、メスともに光を発してコミニュケーションを取るそうです。そのため、ここでは見学の際に光るものは一切禁止です。
所在地 | アクセス | 問い合わせ先 |
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岡山県新見市哲多町蚊家 | ・JR伯備線・姫新線新見駅からタクシーで40分。 ・中国自動車道新見ICから約19km、約40分。 | 新見市観光協会 TEL 0867-88-8154 |
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