羽黒山の雪の五重塔
霊玄な杉の老樹に囲まれた東北地方最古の五重塔
東北地方最古の塔といわれる五重塔は国宝に指定されている
山形県の出羽三山は、開山から1400年の時を経た今も、信仰を集める霊山として知られています。出羽三山とは、羽黒山、月山、湯殿山の3つの総称で、羽黒山に三山の神がともに祀られています。
参拝には表参道の2446段の石段を上ります。あたりは樹齢数百年という杉の木に囲まれて昼でも薄暗く、ひんやりとした空気。
その中を歩いていくと、平将門創設と伝えられる国宝の五重塔が姿を現します。
雪降りしきる中に立つその様子は、まるで修験道の厳しさを体現しているかのようです。
明治維新後の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)で、羽黒山でも多くの建物が取り壊されましたが、この塔はそれを免れました。
所在地 | アクセス | 問い合わせ先 |
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山形県鶴岡市羽黒町 | ・JR羽越本線鶴岡駅から庄内交通バスで40分、羽黒センター停留所下車。徒歩約5分。 ・山形自動車道鶴岡ICから東へ約17km、約50分。 | 出羽三山神社 TEL 0235-62-2355 |
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