投入堂
険しい山道を越えてたどり着く歴史の謎を秘めた奇跡の風景
岩の間に優美な姿見せる投入堂。平安時代後期に建てられ、国宝に指定されている。
鳥取県の三佛寺にある投入堂。寺を創建した役行者が、山の麓で造らせたお堂を法力で小さくして、断崖の穴に投げつけた、という伝説からこんな名前が付けられています。
本堂裏から投入堂までの標高差は約200m。
鎖をつかみ、木の根を踏みしめつつ、急斜面を這うように登ります。
最奥部の投入堂を目のあたりにすると、とても人間が造ったと思えないその姿に感動を禁じえません。
平安時代後期に建立されたことは分かっていますが、建築方法はいまだ解明されていないそう。謎めいた姿に不思議なパワーが秘められているようです。
所在地 | アクセス | 問い合わせ先 |
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鳥取県東伯郡三朝町 | ・JR山陰本線倉吉駅から路線バスで約40分。三徳山寺前停留所下車。 ・投入堂までは本堂裏の参拝登山事務所から険しい山道を登る。往復所要時間約2時間。 | 三徳山三佛寺 TEL 0858-43-2666 |
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