白水ダム

女性がまとう絹のドレスにも似た日本一美しい水流を持つダム
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「日本に一美しい」といわれる白水ダムの流れ。丘陵地を潤す農業用水の貯水池として昭和13年(1938)年に完成し、現在も現役で活躍している。

ダムというと、轟音とともに流れ落ちる水を想像します。しかし、このダムはとても女性的。絹の衣が風をはらんでなびくようにも見えるのです。
もともと地盤が弱いところなので、水圧を抑えるために、なだらかな曲線を描いて落ちるように設計されたそうです。

右岸の流れは「武者返し」と呼ばれ、白い円弧を描く水流が逆流して壁面を駆け上がり、他の水とぶつかり合いながら流れ落ちます。

一方の左岸は、筋を刻んで落ちてきた水が、白い泡になって弾けます。
例えるなら、ドレスの裾に真珠を散らしたよう。

秘境とも思える山深い場所で、高貴な女性に遭遇したような感動を覚えます。

所在地アクセス問い合わせ先
大分県竹田市荻町・ダム近くに行く公共交通機関はなく、車が唯一の手段。
・JR豊肥本線豊後竹田駅から南西へ約11km、約25分。
竹田市観光ツーリズム協会

TEL 0974-63-0585

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