勝連城跡
沖縄の民謡にも歌われる名城は南の島々を一望する世界文化遺産
中国との交易に使われた進貢船によく似た形から「進貢船のグスク(城)」の呼び名がある。
首里城と同じく、世界文化遺産に登録されている勝連城跡。ここは琉球王朝時代、英雄として人々から慕われた第10代城主、阿麻和利(あまわり)の居城だったところ。
彼は農業に尽力するかたわら、螺鈿(らでん)細工に使う貝の輸出や交易によって、15世紀、この地に京都や鎌倉にも匹敵する大きな繁栄をもたらしました。しかし、その勢力拡大を恐れる首里城の軍勢により滅ぼされてしまいます。
南の島特有の青い空と、残された城壁のコントラストのまぶしさがかえってもの悲しく、敗れた城主の無念さを感じずにはいられません。
所在地 | アクセス | 問い合わせ先 |
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沖縄県うるま市勝連南風原 | ・那覇バスターミナルから路線バスで約1時間40分、勝連団地前バス停下車、徒歩約5分。 ・沖縄自動車道沖縄北ICから南東へ約10km、約25分。 | うるま市観光物産協会 TEL 098-978-0077 |
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