檜原湖
集落を丸ごと飲み込んだ湖が120年を経て人々を癒す景勝地に
火山噴火でできたせき止め湖としては、日本最大の大きさ。水位の変化によって、水没した村の一部が顔を覗かせることがある。
明治21(1888)年、磐梯山は山の形が変わるほどの大噴火を起こしました。爆風で流れ出した土砂や岩によって川がせき止められ、できた湖沼の中で檜原湖は最大です。かつてここにあった檜原村は完全に水没し、集落ごと現在の場所に移転を余儀なくされました。
それから120年以上。”宝の山” と民謡に歌われる磐梯山を移す穏やかな湖面から、当時の激しい噴火の様子を伺い知ることはできません。
美しい景観とともにアウトドアを満喫できるスポットとしてすっかりおなじみになった今、この檜原湖も磐梯山が生んだ宝のひとつであることは間違いないでしょう。
所在地 | アクセス | 問い合わせ先 |
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福島県耶麻郡北塩原村 | ・JR磐越西線福島駅下車、猪苗代駅下車。駅から磐梯東武バスで約40分、裏磐梯高原駅停留所下車。 ・磐越自動車道猪苗代磐梯高原ICから国道115号線、459号線経由で約30分。 | 裏磐梯観光協会 TEL 0241-32-2349 |
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