大正池
立ち枯れた木々が作る幻想的な湖。やがて消えゆく景色を見に行く。
残雪と新緑のコントラストが美しい初夏の頃。湿地帯ではワタスゲなどの可憐な高山植物を見ることができる。
鏡のような水面に、雄大な穂高連峰を映す大正池。
上高地を代表する風景のひとつとして知られるこの池は、大正4(1915)年6月6日の午前、焼岳の噴火により流出した土砂が梓川をせき止め、突然姿を現しました。
水没した木々はそのまま立ち枯れ、現在の神秘的な光景をもたらしています。
かつては豊富な水量を誇った大正池ですが、土砂の流出とともに縮小を続けているとか。
やがては消失してしまうと言われますが、たった1日で誕生した池が100年の間、こうして姿をとどめている事のほうが奇跡なのかも知れません。
所在地 | アクセス | 問い合わせ先 |
---|---|---|
長野県松本市上高地 | ・アルピコ交通上高地線新島々駅下車。松本電鉄バスで約1時間、上高地停留所下車。 ・松本ICから西へ約1時間、沢渡(さわんど)駐車場でシャトルバスに乗り換て約30分。 | 信州・長野県観光協会 TEL 026-234-7165 |
スポンサーリンク