御射鹿池
周囲の木々を美しく映し出す静けさに包まれた鏡のような池
緑に染まる春の御射鹿池(みしゃかいけ)。池は季節や時間帯によって様々な表情を見せる。
深い森の中、湖のほとりを進む1頭の白馬を描いた絵。
鏡面となった湖が全てを映し、上下対称の構図となっています。
日本画家の巨匠、東山魁夷(ひがしやま かいい)が描いたこの『緑響く』は、あまりにも有名な作品です。この絵が醸す雰囲気は幻想的で非現実的ですが、この絵にはモチーフとなった実在の場所があります。それが御射鹿池です。
ここは、1933年に造られた農業用の小さな貯水池。
強い酸性の水質のため魚は生息できません。
そのため水は透明で湖底には酸性を好むコケが生えています。
これが池周囲の木々がきれいに湖面に映る理由だそうです。
所在地 | アクセス | 問い合わせ先 |
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長野県茅野市豊平上古田 | ・JR中央本線茅野駅下車。駅からタクシーで約30分。 ・中央自動車道諏訪ICから東へ約25km、約45分。 | 茅野市観光協会 TEL 0266-73-8550 |
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